げーむ・ふぉりお

主にゲーム感想等ゲームについてのブログ

十三機兵防衛圏(NS)感想

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総評

https://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=32590&uid=no-att

 

点数内訳

シナリオ  38/50

キャラクター10/20

絵       10/10

演出      10/10

その他   10/10

total 78点

 

 

雑多感想

ネタバレ無し

アトラス×ヴァニラのADV作品。

実はずっと欲しくてたまらなかったのだが、ゲームパートがあることと、積みゲーの多さから半額セールが来るまで結局手をつけず仕舞いになってしまった。

これもスクエニの『パラノマサイト』もそうだけど、ここ数年は大手メーカーがノベルゲーム、アドベンチャーゲームの制作頑張っていてとても嬉しいのです。個人や小さいメーカーの作品ももちろん良いんだけどね。やはり大手はパワーがあるのが強みだなと思います。

内容としては恋愛5.5割、SF4.5割という感じで、恋愛要素にはあまり思うところがなかったというのが個人的な感想。でもカプ厨のファンが多いので、男女CP好きは一度はやって見るべきかと。

おすすめする人:ADVのノベルだけじゃつまらない人 考察好き CP好き 複数主人公好き

おすすめしない人:ゲームパートがどうしても無理な人 ややこしい話が嫌いな人 キャラの内面の深掘りこそが重要な人

 

今回はネタバレ感想は各キャラクターごとに書き記しています。

各キャラ感想ネタバレ有・クリックで詳細表示

♢鞍部十郎

ぶっちゃけた話から入ると、ぶっちゃけ和泉十郎(426)の方が好きだった。柴くんや網口くんとの軽快なやり取りは楽しかったが、薬師寺への感情が急に恋心になっていたのが理解不能だった。いや、流れとして惚れるのは分からなくないけどさぁ…!急すぎるんだよ!!!!

♦︎薬師寺

好きランキング3位。メガネがメインヒロインって割と革命的ではと思いました。しいて言うなら和泉十郎(426ではない方)とのラブラブエピソードがあるとなお良かった。

設定資料集を見ると、彼女のニーソはかなりエッッッッなデザインで驚き。うう、誘ってやがる…

関ヶ原

正直要素だけ並べればかなり好きな方だし、シナリオは謎な部分も多くてプレイしていて楽しかった。

しかし東雲諒子もそうだけど、記憶喪失にしょっちゅうなるキャラってどう愛していいかわからないんですよね…

♦︎冬坂五百里

この作品のコンセプトが少女漫画×重機ロボなら、一番コンセプトに合致してた人。男の人にぶつかって一目惚れとかしてるしね。

この人も森村千尋族の中では一番なんとも思わなかったのが難点。一番好きなのは森村千尋博士だった。

♢三浦慶太郎

三浦くんよりミウラの方が好きだけど、総合するととても可愛い子だなあという感じ。

♦︎南奈津乃

等身大女子って感じで好感が持てた。ブルマを隠す立ち絵差分がすごく良かったです。

♢網口愁

網口くんそのものにあまり思うところはないが、自分は彼のシナリオでこの世界は直径30キロ範囲しかないと知ったので一番驚いた。

ちなみに井田鉄也の方は結構好きで、彼の妄執とも言うべき恋心には胸を打たれるものがあった。

♦︎鷹宮由貴

見た目や声が大好きだったが、作中であまり特筆すべき行動が無くなんともコメントに困る感じの人。

ぶっちゃけ経産婦になってて一番驚いた。流石に旦那が違うから奈津乃が生まれなくてよかったなとは思ったけど

♢比治山隆俊

好きランキング1位(沖野が2位)。こいつらがいなければ付ける点数が70点前半くらいになっていた可能性がある。相手が唯一プレイアブルキャラではなく、しかも男。そうとは知らず彼に一目惚れして仲良くしてしまった比治山くんの葛藤はとても面白かった。

というか2188年の比治山と沖野はガチで付き合っていたので、好感度の高さはそこの影響も大きい。どうか現在の彼らも結婚しますように…(腐女子並感)

♦︎如月兎美

M・A・Oさんの演技力が光るキャラ。いまだにこの人の本当の声質がわからないくらいには演技の幅が広い。

因幡深雪という形で唯一のボーカルソングをもらっており、メイン格(十郎、網口、冬坂)以外では一番優遇されていたかも。まあ因幡深雪は井田鉄也の相手役なのでそれもそうかという感じ。因幡深雪のデザインって、『魔法の天使クリィミーマミ』ですよね?

魔法の天使クリィミーマミhttps://pierrot.jp/mami40th/

♢緒方稔二

なんか一人だけシナリオのテイストが違う人。ぶっちゃけ沖野の実験シーンが長くてあまり書くことがない。

♦︎東雲諒子

うーーーーーーん。薬師寺恵が光のヤンデレだとしたら東雲諒子は闇のヤンデレ。彼女は2188年の彼女から連続して世界を一人でかき回す役を担っていて、正直なところヤンデレ部分以外はヘイトが溜まりやすい立ち位置だったかなと。

♢郷登蓮也

好きランキング4位。というかぶっちゃけ彼のシナリオが一番わかりやすく面白かった。しかし森村先生に惚れている描写とかまともになくてやはり恋愛面では好きになれねーわこの作品という意見が確実なものとなってしまった。最後は諒子と仲良さそうなのも謎だった。元々繋がりのあるキャラだということ以外作中の描写がないので…